最新の「高速マシニングセンター」は、高速で高精度加工が可能なので、ほとんどの金型は直彫りで生産されます。納期短縮、コスト削減、生産性の向上など、高度な技術力と性能を備えて多彩なニーズに対応する金型製作の最高峰の主要設備です。また、切削技術の向上とソフト面での自動化など目覚ましい進化を経て次々に改良され新製品が開発される中、加工機の多種多様化や短命化、新システム導入など複雑になり変化しています。この様な速い変化に対応する為、常に最新の情報を取り入れ積極的に最新機種導入に力を入れて設備拡張をしています。その導入マシンも業界トップメーカー「MAKINO」製を選択するなど信頼性ある設備で金型製作を行っています。最高の技術とノウハウで高精度、高品質な金型を次々と生み出しています。
「MAKINO」製、加工機を採用した理由は、その革新的な技術力にあります。その※1スーパーGI制御(幾何学形状の挙動を知能制御)とは、高速にして、しかも精度を上げるという従来の加工機では不可能とされてきた技術です。その速度は、切削送り速度を10~100倍速くしても、高精度を保つ機能にさらに、同時3軸、4軸、5軸といった曲面加工用の、細かいNCデータを高精度・高速処理します。※1FF加工(高硬度材料の高速加工法)は、放電加工でしかできないという高硬度材の加工を可能にしました。そのプロセスは、切りくずの噛み込みを防止する事と工具と工作物との温度を一定に保ち、切削負荷を一定に保つ事でHRC67程度までの高硬度材や難削材などの合金まで加工可能です。速度も従来の加工機で1週間かかっていた高硬度材がFF加工では、わずか2時間で加工できます。驚異の技術力を備えた、設備「MAKINO」加工機と森川金型の蓄積されたノウハウと人材が、要求される理想的な金型製作を可能にします。
※1(株)牧野フライス製作所、製品データより。